Abstract
同じダンスであってもダンサーによって異なる印象を与えるように,ダンスは個性によって自身の感情やイメージを効果的に伝えることができるものである.ここでダンスの習得において自身の個性にあったダンス動画を探し練習することが考えられるが,自身の個性にあったダンスを探すことは容易ではない.そこで本研究ではヒップホップダンスを対象に,Kinectによって取得できる骨格情報から,自身のダンスを判定可能か,ダンスの個性を表す情報を機械的に抽出できるかについて検討を行った.またダンス実験を実施することにより,熟達者ほど自身のダンスを骨格情報のみから判別可能であり,骨格情報を平均化したものでも判定可能であることを明らかにした.さらに,ダンスの骨格情報から特徴量を生成し,機械学習によって個人のダンスを判別可能であることを明らかにした.
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Information
Book title
情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
Volume
2018-EC-50
Pages
1 - 9
Date of issue
2018/12/14
ISSN
2188-8914
Citation
古市 冴佳, 阿部 和樹, 中村 聡史. ヒップホップダンスにおける骨格情報を用いた個性抽出の検討, 情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC), Vol.2018-EC-50, No.23, pp.1 - 9, 2018.
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