研究報告

自身のみが聴取可能な音楽によるプレゼンテーション支援手法の提案

Abstract

プレゼンテーションにおいて,緊張を感じた発表者が思い通りに話せなくなるという問題は頻繁に起こりうる.この問題を解決するため,これまで我々はプレゼンテーション中の発表者にのみ音楽を聴かせ,緊張をやわらげる手法を提案し,プレゼンテーション中の音楽聴取が緊張緩和に効果がある一方で,発表の質に関しても影響を及ぼすことを示唆した.そこで本稿では,プレゼンテーション中の音楽聴取による発表の質の向上について,実験による検証を行った.その結果,声の大きさや,プレゼンテーション中に設けられる間の回数が向上する傾向見られ,発表の質の向上が示唆された.

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Information

Book title

電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), HCS-9

Volume

119

Pages

45-50

Date of issue

2019/05/16

ISSN

2432-6380

Citation

徳久 弘樹, 大野 直紀, 中村 聡史. 自身のみが聴取可能な音楽によるプレゼンテーション支援手法の提案, 電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), HCS-9, Vol.119, No.38, pp.45-50, 2019.

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