研究報告

スマートフォンのセンサ情報によるUI評価手法の検討

Abstract

提供しているコンテンツやサービスが素晴らしくても,UIがユーザにとって使いづらいものである場合,ユーザが離脱していく.使いづらさは人手による検査が必要であり,正確な把握が難しい.そこで本研究では,スマートフォン自体の動きからUIの使いづらさを推定する手法の検討を行う.ここでは操作性を意識させずに複数回の複雑な操作を行わせるためモグラ叩きタスクを設計した.それらのタスクを操作中のセンサ情報をデータセットとして収集し,機械学習によって判定実験を行ったところ,使いづらいUIを操作している場面を80%以上の精度で判定できる可能性が示唆された.

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Information

Book title

電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), HCS-10

Volume

119

Pages

51-56

Date of issue

2019/05/16

ISSN

2432-6380

Citation

梶田 美帆, 杉本 知佳, 阿部 和樹, 中村 聡史, 山中 祥太. スマートフォンのセンサ情報によるUI評価手法の検討, 電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), HCS-10, Vol.119, No.38, pp.51-56, 2019.

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