Abstract
世の中には人間が答えを付与する必要があるタスクが多数ある.マイクロボランティアではこうした多くのタスクを細分化して数秒で回答可能なマイクロタスクとし,ファイルのダウンロード時や,通路を歩いているときなどに手軽に回答可能とする手法が提案されている.しかし,従来の手法ではマイクロタスクに回答可能な状況に制約があり,マイクロボランティアへの参加の機会が十分でない.そこで本研究では,キー操作が多数発生する音楽ゲームの中にマイクロタスクを埋め込み,ゲームを邪魔しない程度にマイクロボランティアへの貢献を促す仕組みを提案する.また,プロトタイプシステムを実装しそのシステムを用いたユーザ実験から,マイクロタスク埋め込み型音楽ゲームの利点および欠点について報告する.
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Book title
情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
Volume
2014-EC-34
Issue
2
Pages
1 - 6
Date of issue
2014/12/12
Citation
三輪 聡哉, 中村 聡史. マイクロタスク埋め込み型音楽ゲームの提案, 情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC), Vol.2014-EC-34, Issue.2, pp.1 - 6, 2014.
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