研究報告

個人のイラスト制作における観察に対する支援手法の検討

Abstract

デジタル環境の普及により,イラストの練習法や上手に描く方法が多く共有されたことで,イラスト制作に独学で挑戦する人が増えた.しかし,状況ごとに用いるべき手法が異なり,どの手法が最適か確立されておらず,一人で学ぶことは容易ではない.特に,イラストを描く上で見本をよく観察することは特徴を捉えるために重要であるが,ユーザ自身だけでは十分に行えていないことがある.そこで本研究では,観察対象の言語化をさせて新たな気づきを促す手法を検討し,ユーザが気付いていない特徴や見た目を言語化させることで,観察を一人で十分に行えるようなシステムの開発を目指す.本稿では特に,観察によって気付いていることと言語化の影響を調査するための実験を行った.その結果,言語化を促す提案手法によって,多くのユーザの観察が促進され,よりよい模写が可能となることを明らかにした.

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Information

Book title

情報処理学会 研究会報告デジタルコンテンツとクリエーション研究会(DCC)

Volume

2020-DCC-24

Pages

1 - 8

Date of issue

2020/01/23

ISSN

2188-8868

Citation

菅野 一平, 髙橋 拓, 中村 聡史. 個人のイラスト制作における観察に対する支援手法の検討, 情報処理学会 研究会報告デジタルコンテンツとクリエーション研究会(DCC), Vol.2020-DCC-24, No.8, pp.1 - 8, 2020.

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