研究報告

ポップアウトによるサイネージ型自動販売機の商品購入行動変容

Abstract

日常生活において,選択をする場面は多く存在する.この選択における問題点として,迷いが生じることによる時間の消費や,人気な商品ばかりが選ばれてしまうといったことが挙げられる.これらの問題の解決策として,我々はポップアウトという視覚的特性に着目し,ポップアウト機能をもつサイネージ型の自動販売機を提案してきた.またポップアウトを提示することで選択時間が短くなること,幅広い選択を促せることを明らかにした.本研究ではこれまでの実験をさらに長期的に実施し,約 6000 件の販売情報からポップアウトの影響について詳細な調査分析を行った.具体的には,平日と休日では休日の方がポップアウトの効果があったこと,気温が寒くなるほど,また暑くなるほど選択時間が短いこと,商品位置が上段にあるときにポップアウトの効果が高いことなどを明らかにした.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2020-HCI-187

Pages

1-8

Date of issue

2020/03/09

ISSN

2188-8760

Citation

杉本 知佳, 細谷 美月, 佐々木 美香子, 中村 聡史, 角南 尚幸, 高松 英治. ポップアウトによるサイネージ型自動販売機の商品購入行動変容, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2020-HCI-187, No.27, pp.1-8, 2020.