Abstract
化粧品を購入する際の情報収集の手段として,インターネット上のクチコミを利用する人は多い.一方で,いいかげんな評価や誇張表現などを含むクチコミが存在するうえ,ステルスマーケティングが行われている可能性があることから,情報の信憑性に問題がある.ここで化粧品のクチコミは,実際の使用状況が判断できないことが多く,また期待する効果によってユーザの評価が異なるなど,信憑性判断が難しい.これまでにも情報の信憑性に関する研究は行われてきたが,化粧品に特化したものはない.そこで本研究では,化粧品の特性を考慮した信憑性評価システムの実現を目指し,クチコミの文章のみに着目した調査を行った.その結果,同じクチコミを提示しても人によって信憑性の評価は異なることや,いくつかの評価基準があることが明らかになった.また,信憑性の評価基準についても検討した.