予稿集

能動性を引き出すことによって推し語りの効果を最大化する手法の検討

Abstract

自身の熱中・没頭するものの中で情熱を捧げて応援する対象を「推し」と表現する文化が広がりつつある.また自分のみで楽しむだけでなく,同じ気持ちを共有したい・良さを知って欲しいなどの理由から他者に自分の好きな推し作品や人などを推薦する推し語りも増えている.しかし,多くの人が自身の好きな推しを詳しく知らない他者に推薦しても,なかなか興味をもってもらえない.このような推薦が上手くいかない問題が生じる原因として,聞き手が話し手の推しコンテンツに十分な興味をもっていない,話し手の話術に左右されることが考えられる.ここで,人は自身の興味をもつものには能動的に行動を起こすことから,人によるコンテンツ推薦時に聞き手に能動的な行動をさせることで,話し手の話術に関わらず,聞き手が興味をもつ確率が上がるのではないかと考えた.そこで本研究では,能動的行動のうち検索行為に着目し,人によるコンテンツ推薦時に聞き手に頭の中で検索行為をしてもらうことで,聞き手がコンテンツに対して興味をもつ可能性を上昇させることを目指す.

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Book title

第13回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2021)

Pages

1-8

Date of issue

2021/03/01

Date of presentation

2021/03/03

Location

オンライン

Citation

船﨑 友稀奈, 中村 聡史. 能動性を引き出すことによって推し語りの効果を最大化する手法の検討, 第13回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2021), No.F31-2, pp.1-8, 2021.

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