Abstract
PC上での映像コンテンツ視聴の質は,ディスプレイのサイズや内蔵スピーカなどPCの性能に依存する.これを解決するには高品質のディスプレイやスピーカを準備する必要があるが,コストが増大するといった問題点がある.そこで我々は,PCの制限の中で視聴体験を豊かにすることを目的とし,実際とは異なる知覚をもたらす錯視図形をコンテンツの周辺に提示することで,人の周辺視を刺激し,コンテンツの印象を変化させる手法を提案する.本稿では,映像コンテンツ視聴時に映像コンテンツ周辺へ錯視図形を複数種選定して提示する実験を実施することにより,コンテンツに対する印象がどのように変化するかを明らかにする.
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Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2016-HCI-169
Pages
1 - 8
Date of issue
2016/08/22
ISSN
2016-08-22
Citation
福地 翼, 松井 啓司, 中村 聡史. 周辺視への錯視図形提示によるコンテンツ視聴手法の提案, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2016-HCI-169, No.15, pp.1 - 8, 2016.
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