研究報告

演奏の音量バランス習得に向けた音源分離を用いたリアルタイム叩打音量可視化システムの提案

Abstract

複数の楽器を同時に演奏するドラムの上達において,主要な 3 楽器の音量バランスを考慮することが重要であり,基本のビートにおいて,バスドラム,スネアドラム,ハイハットの順に音量が小さくなるように演奏することが理想とされる.この音量バランスの習得において,自主練習をする場合,自分のドラム演奏を客観的に評価することは難しい.また,ドラム演奏を録音することで,自己診断は可能であるが,修正点をふまえて再度演奏・録音し直す方法は効率的とはいえない.これらの問題を解決するため,本研究では半教師あり非負値行列因子分解(SSNMF)を用いて,ドラム正面に設置した単一指向性のマイクで収録したドラム演奏から,リアルタイムにバスドラム,スネアドラム,ハイハットの各ドラム信号へ分離するとともに,叩打時の音量を推定・可視化することで,ユーザに即時的なフィードバックを与えるシステムを提案する.本研究では,実際のドラム演奏においてシステムを使用してもらう実験を行い,フィードバックからシステムの有用性や改善点が明らかになった.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)

Volume

2021-EC-59

Pages

1-8

Date of issue

2021/03/09

Date of presentation

2021/03/17

Location

オンライン

ISSN

2188-8914

Citation

細谷 美月, 中村 聡史, 森勢 将雅, 吉井 和佳. 演奏の音量バランス習得に向けた音源分離を用いたリアルタイム叩打音量可視化システムの提案, 情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC), Vol.2021-EC-59, No.27, pp.1-8, 2021.

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