研究報告

ドライビングシミュレータにおけるカーブ走行時のカーブ半径と道路幅が運転に及ぼす影響の調査

Abstract

運転の習熟度はドライバによって大きく異なる.ドライバ毎に得意とする道や苦手とする道に差があるため,運転しやすい経路を選択することが事故の予防や安全な運転を行う上で重要である.しかし,現在のナビゲーションシステムではドライバの習熟度や心情に合わせた道提示をするシステムはない.ドライバの習熟度に合わせたナビゲーションシステムの実現のためには,運転の難易度に影響を及ぼす要因を分析し,モデル化する必要がある.過去の研究で,カーブ角度のみに注目した難易度調査が行われているが,他の要因については調査されていない.そこで本研究では,ドライビングシミュレータ上でカーブ半径や道路幅の異なるカーブを走行する実験を行い,運転の難易度に及ぼす影響について調査した.実験の結果,道幅やカーブ半径が運転の難易度に影響を及ぼすことを明らかにした.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2021-HCI-195

Pages

1-8

Date of issue

2021/11/23

Date of presentation

2021/11/30

Location

淡路夢舞台国際会議場 and オンライン(ハイブリッド)

ISSN

2188-8760

Citation

髙久 拓海, 船﨑 友稀奈, 瀬戸 徳, 中村 聡史, 山中 祥太. ドライビングシミュレータにおけるカーブ走行時のカーブ半径と道路幅が運転に及ぼす影響の調査, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2021-HCI-195, No.17, pp.1-8, 2021.

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