論文誌

ヒップホップダンスにおける骨格情報のみによる個人識別の検討

Abstract

同じダンスであってもダンサーによって異なる印象を与えるように,ダンスは個性によって自身の感情やイメージを効果的に伝えることができるここで独自にダンスを習得する場合において,自身の個性に合ったダンス動画を探し練習することが考えられるが,自身の個性に合ったダンスを探すことは容易ではない.そこで本研究では,個性の抽出に向けまず骨格情報に着目し,ヒップホップダンスを対象に,Kinect によって取得できる骨格情報から自身のダンスを判定可能かについて検討を行った.ここでは,基本的なステップで構成されたダンスを用いてダンス経験者と未経験者を対象に実験を行い,経験者ほど骨格情報のみから自身を判別可能であることを明らかにした.次に,経験者を対象に実践的なダンスを用いて実験を行い,熟達者ほど自身のダンスを骨格情報のみから判別可能であることを明らかにした.また,経験者が自身の判別に用いた要素をもとにダンスの骨格情報から角度と移動量について特徴量を生成し,機械学習で特に角度を利用することで個人のダンスを高精度に判別可能であることを明らかにした.

Information

Book title

情報処理学会論文誌

Volume

62

Pages

1792-1805

Date of issue

2021/11/15

Date of presentation

2021/11/15

ISSN

1882-7764

Citation

古市 冴佳, 阿部 和樹, 斎藤 光, 中村 聡史. ヒップホップダンスにおける骨格情報のみによる個人識別の検討, 情報処理学会論文誌, Vol.62, No.11, pp.1792-1805, 2021.

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