論文誌

ポップアウトが商品選択行動に及ぼす影響の調査

Abstract

日常生活において選択を必要とする場面は多く,その中でも商品選択の機会は多い.この商品選択における問題点として,選択に時間を消費してしまうことや,人気の商品ばかりが選ばれてしまうことがあげられる.これらの問題の解決策として,我々はポップアウトと呼ばれる視覚特性を選択の際に提示することで,商品の選択を誘導できるのではないかと考えた.そこで本研究では,ポップアウト機能を持つサイネージ型自動販売機を実装し,長期的実験を行うことにより,ポップアウトの有用性を検証した.結果として,ポップアウトされた商品の選択率が高いこと,ポップアウトされた商品を選択する場合の選択時間が短くなることや,ポップアウトの提示位置,ポップアウトへの慣れ,購入時の気温の違いによってポップアウトの効果に差が出ることが明らかになった.

Information

Book title

情報処理学会論文誌

Volume

62

Pages

2079-2089

Date of issue

2021/12/15

Date of presentation

2021/12/15

ISSN

1882-7764

Citation

細谷 美月, 山浦 祐明, 杉本 知佳, 佐々木 美香子, 中村 聡史, 高松 英治, 角南 尚幸. ポップアウトが商品選択行動に及ぼす影響の調査, 情報処理学会論文誌, Vol.62, No.12, pp.2079-2089, 2021.