研究報告

中学基礎計算の途中計算を促進する記号ハイライト手法の提案

Abstract

中学校数学において,正負の数や文字式といった中学校 1 年生の初頭に学習する基礎計算は重要であり,この基礎計算での計算ミスを防止するために,途中計算を通分や,正負の割り算をするたびに書くことが有効である必要である.しかし,途中式を書くのは時間がかかるため敬遠したり,暗算で答えを出す方が良いと思い込んだりする生徒は一定数いる.こういった生徒に途中式の重要性を感覚的に理解してもらうことを目的とし,記号を主にハイライトする手法を提案する.具体的には,プログラミングのシンタックスハイライト機能のように,タブレットで計算練習をする際,リアルタイムで +× などの計算記号に色を自動付与するものである.この手法により,視覚的に計算の方針を立てやすくなること,計算ミスが減少することを理解し,途中計算を書くようになると仮説を立てた.このような途中計算を促進するための数学記号ハイライトのプロトタイプシステムを実装し,実験により提案手法の有効性を検討し,実験から問題点の洗い出しを行い,改善点を整理した.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2022-HCI196

Pages

1-8

Date of issue

2022/01/04

Date of presentation

2022/01/11

Location

オンライン&アートホテル石垣島

ISSN

2188-8760

Citation

植木 里帆, 中村 聡史. 中学基礎計算の途中計算を促進する記号ハイライト手法の提案, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2022-HCI196, No.4, pp.1-8, 2022.