Abstract
ひとにプレゼントするものを選ぶ際に悩んでしまうことは珍しくない.その原因として,相手の趣味嗜好を把握することが困難であったり,同じ相手に何度も渡す場合のネタ切れなどが考えられる.ここで直接欲しい物を聞いたり,ほしい物の一覧を公開してもらう方法が考えられるが,サプライズ感が薄れてしまい,プレゼントとしての魅力が薄れてしまう恐れがある.そこで本研究では,お互い会話をすることなく趣味嗜好や詳しい事柄を枝分かれグラフに追加および共同編集することで,相手に直接欲しいものを聞かずにプレゼントを選定可能な手法を提案および実装した.その結果,本手法を用いることで,相手の趣味嗜好をより把握できるようになり,プレゼントと相手の持ち物との被りが軽減できることなどが示唆された.
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Information
Book title
情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
Volume
2022-GN-115
Pages
1-8
Date of issue
2022/01/13
Date of presentation
2022/01/20
Location
オンライン
ISSN
2188-8744
Citation
清水 亜美, 野中 滉介, 中村 聡史. プレゼントと相手の持ち物との被りを軽減する手法の提案, 情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN), Vol.2022-GN-115, No.4, pp.1-8, 2022.