研究報告

視線に連動した記憶対象文字列への非流暢性制御による記憶容易性向上手法

Abstract

文字列を記憶する際には,繰り返し学習を行い,その文字列を確実に定着させようとするが,それにはある程度の時間と労力がかかる.ここで,記憶に関係する効果として,流暢度の低い文字のほうが流暢度の高い文字よりも記憶に残りやすくなるという非流暢性効果が知られている.そこで本研究では,視線に連動して記憶対象文字列の流暢度を変化させることで,文字列自体の記憶容易性を向上させ,暗記学習における支援になるのではないかと考えた.本研究では,ぼかしがかかっている文字列に視線を向けると段階的にそのぼかしが弱くなっていくシステムを実装し,それを用いて特徴記憶実験を行った.またプレ実験の分析結果と評価コメントを参考に実験条件を再度設計し,本実験を行った.その結果,ぼかしあり条件のほうがぼかしなし条件よりも平均点が高くなり,提案手法の有効性が明らかになった.

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Information

Book title

研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2023-HCI-201

Pages

1-8

Date of issue

2023/01/09

Date of presentation

2023/01/16

Location

石垣島

ISSN

2188-8760

Citation

青木 柊八, 髙野 沙也香, 中村 聡史. 視線に連動した記憶対象文字列への非流暢性制御による記憶容易性向上手法, 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2023-HCI-201, No.2, pp.1-8, 2023.