Abstract
Web上には入力を間違えやすい入力フォーム,掲載されている情報に誤りがあるといったように,ユーザの戸惑いや誤操作を誘発するような使いづらいUI(ユーザインターフェース)が多数存在している.そこで本稿では,こうしたユーザにとって使いづらいWeb上のUIを,使いやすくするための改善を可能とし,また改善されたUIを共有する手法を提案および実現する.ここでは特に,入力フォームでの自動変換,入力フォームへの例付与,難解語に対する解説付与,注意事項添付,誤字脱字訂正をユーザに設定可能とするシステムの実装と評価実験を行った.またその結果,本システムはユーザにとって使いにくいと感じられるUIの改善に有効であることが明らかになった.
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Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2017-HCI-172
Pages
1 - 8
Date of issue
2017/02/27
ISSN
2188-8760
Citation
田島 一樹, 中村 聡史. WePatch:ユーザの手によるWeb上のBADUI改善システム, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2017-HCI-172, No.23, pp.1 - 8, 2017.
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