研究報告

選択肢の逐次的表示における遅延が選択に及ぼす影響

Abstract

様々な要因により選択誘導が発生するインタフェースが存在している.我々はこれまでの研究で一部選択肢を,タイミングをずらして提示するインタフェースに着目し,先行表示において誘導効果があることを明らかにした.ここで,選択インタフェースには選択肢が 1 つずつ逐次的に表示されるものが存在している.そこで本研究では,選択肢の逐次表示において表示遅れが生じた場合の選択誘導の効果を検証する.実験の結果,引っ掛かりが生じた選択肢に選択誘導の効果は見られなかったが,その前後の選択肢に選択率の差が見られた.

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Information

Book title

信学技報

Volume

123

Pages

65-70

Date of issue

2023/09/12

Date of presentation

2023/09/12

Location

人間環境大学松山道後キャンパス

ISSN

2432-6380

Citation

徳原 眞彩, 木下 裕一朗, 髙久 拓海, 小松原 達哉, 中村 聡史. 選択肢の逐次的表示における遅延が選択に及ぼす影響, 信学技報, Vol.123, No.188, HCS2023-68, pp.65-70, 2023.