Abstract
食はエンターテインメントの一種である.さて,情報処理技術の発展やそれに伴う情報機器の普及により,料理に関してもこれらを用いて支援を行う研究が多くなされている.本研究では,ユーザごとにより最適な料理支援を可能とし,より良い食の体験を生み出すために,調理行動から抽出できる個性に関して分析を行う.具体的には,実験協力者に実際に調理をしてもらい,その際の調味料使用量や主観的映像と視線データ,客観的映像を収集し,それらから調理行動に現れる個性について分析を行った.結果として,調理行動における個性が調味料ごとの使用量と調味料同士の使用量の比率,「炒める」行為における視線と行動に現れる傾向があることを示した.
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Book title
情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
Volume
2017-EC-43
Issue
9
Pages
1 - 8
Date of issue
2017/03/03
ISSN
2188-8914
Citation
土屋 駿貴, 中村 聡史. 調理行動からの個性抽出の可能性に関する検討, 情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC), Vol.2017-EC-43, Issue.9, pp.1 - 8, 2017.
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