Abstract
これまで我々は,複雑に交差するストロークの一部を,筆圧の強弱を活用することで Undo 可能とする手法を提案し,PP-Undo として実装してきた.しかし,ユーザにとって筆圧を完璧に制御することは容易ではなかった.そこで本研究では,デジタル端末上での手書き編集をよりよいものにするため,筆圧ベースの削除機能,ストローク群のグループ化,という筆圧に着目した編集機能を提案した.また,筆圧の設定を容易にするための可視化を行った.本システムにより,ユーザが筆圧を利用しつつ,1 つのノートにおいて,レイヤ分けしたかのような編集が可能となる.
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Information
Book title
第31回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ
Date of issue
2023/11/29
Date of presentation
2023/11/29
Location
八ヶ岳
Citation
関口 祐豊, 中村 聡史. PP-Undo+: 筆圧を軸とした手書き編集手法, 第31回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ, 2023.