Abstract
化粧は生活場面に合わせて施すことが多く,その工程は個人によって様々で複雑に分岐している.我々はこれまでの研究において,化粧工程をフローチャート化するシステムMake-up FLOWを提案・実装してきた.またシステムの利用実験の結果,他者の化粧工程の閲覧による化粧法の学習効果の可能性が示された.そこで本稿では,他者の化粧フローチャートを共有および取り入れ可能なシステムMake-up FLOW 2.0を提案するとともに,そのプロトタイプシステムを実装した.またシステムの利用実験を通して,工程取り入れ機能の化粧法の習得支援における効果の検証を行った.実験の結果,取り入れによる化粧満足度は高く,取り入れた多くの工程が効果的に機能しており,システムはメイクの腕前に対する自信の獲得への第一歩となる可能性が示唆された.
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Information
Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2025-HCI-212
Pages
1-8
Date of issue
2025/02/26
Date of presentation
2025/03/07
ISSN
2188-8760
Citation
髙野 沙也香, 中村 聡史. Make-up FLOW 2.0: 美容系YouTuberの化粧フローチャートの共有・取り入れ手法, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2025-HCI-212, No.44, pp.1-8, 2025.
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