Abstract
日常生活を送るうえでやるべきことややりたいことには様々なものがあり,手帳やリマインダ,ToDo管理アプリなどを使い忘れないようにする人は一定数存在する.しかし,これらの管理方法の多くは文字情報がベースとなっているため,重要度があまり高くないちょっとしたToDoや,やりたいことであるWantToDoだと記述の手間を感じて残さない場合ことがある.さらに,文字として記述しても残したことを忘れてしまうことがある.ここで,人間は文字よりも画像のような非言語的なものの方が記憶に残りやすいという性質があるということが知られている.そこで本研究では,ビジュアルイメージである画像によって記憶のトリガを管理するシステムを提案する.また,プロトタイプシステムを用いて使用実験を行うことで,画像によって記憶のトリガがどのように管理されるのかを明らかにする.
Artifacts
Information
Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2017-HCI-174
Issue
15
Pages
1 - 8
Date of issue
2017/08/16
ISSN
2188-8760
Citation
松田 滉平, 中村 聡史. ビジュアルイメージを用いた記憶トリガ管理システムの提案, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2017-HCI-174, Issue.15, pp.1 - 8, 2017.
Source URL