研究報告

タスクに対する先延ばし抑制を目的としたフローチャート型支援手法の提案

Abstract

日々取り組むタスクの中には,計画的に取り組まなければ遂行することが難しいタスクが存在する.このようなタスクにおいて,締切までの時間が長いことから油断が生じ,タスクに計画的に取り組むことが難しいという問題が発生することがある.そこで本研究では,タスクの進捗管理にフローチャートと進捗に応じた「未来」を提示する手法を提案し,プロトタイプシステムの実装を行なった.また,提案手法によって計画通りにタスクを遂行することができるかについて,スプレッドシートを用いたタスク進捗管理と比較して検証を行なった.実験の結果,タスク進捗が計画から大幅に遅れた実験参加者はフローチャート条件の方が少なかったものの,タスクの進行度合いには有意な差はみられなかった.しかし,フローチャートを用いたタスク管理手法は,タスクの内容に依存せず計画的な実行を促すことが示唆された.

Information

Book title

情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2026-HCI-216

Pages

1-8

Date of issue

2026/01/07

Date of presentation

2026/01/14

Location

宮古島未来創造センター

ISSN

2188-8760

Citation

村上 楓夏, 中村 聡史. タスクに対する先延ばし抑制を目的としたフローチャート型支援手法の提案, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2026-HCI-216, No.20, pp.1-8, 2026.