Abstract
我々はこれまでの研究において,平均手書き文字や平均手描き図形が,そのオリジナルのものより綺麗になるということを明らかにしてきた.また,利き手平均図形と非利き手平均図形は,主観評価で類似することを明らかにしてきた.本研究では,この傾向が本当に正しいものかを検証するために,利き手と非利き手それぞれにおいて手書き文字データセットを構築し,これらの平均文字を客観的な指標で比較することにより,どれほど類似するものなのか,またどのような違いが現れるのかを明らかにする.さらに,何回分の手書き文字を平均化すると利き手と非利き手それぞれが十分に類似するかについても検証する.
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Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2018-HCI-176
Issue
20
Pages
1 - 8
Date of issue
2018/01/15
ISSN
2188-8760
Citation
佐藤 大輔, 新納 真次郎, 中村 聡史, 鈴木 正明. 利き手・非利き手の平均手書き文字における類似性の検証, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2018-HCI-176, Issue.20, pp.1 - 8, 2018.
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