Abstract
選択行動において迷うことは多く,それにより他者や自身が不利益を被ってしまう問題がある.本研究ではこの迷いに着目し,迷いにより発生する問題を解決できないかと考えた.このとき迷う要因となる商品情報の多くは視覚情報であることから視覚特性を利用することが重要ではないかと考えられる.ここで複数の同じ視覚刺激群の中に一つだけ異なる視覚刺激が存在していると,その刺激を即座に知覚することができるポップアウトと呼ばれる現象があることが知られている.我々はこの現象が迷いの問題解決につながると考え,本研究ではポップアウトがユーザの商品選択行動にどのような影響を与えるかを調査した.
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Information
Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2018-HCI-177
Issue
15
Pages
1 - 8
Date of issue
2018/03/09
ISSN
2188-8760
Citation
山浦 祐明, 中村 聡史. ポップアウトを利用した際のユーザの選択行動の変化の分析, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2018-HCI-177, Issue.15, pp.1 - 8, 2018.
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