研究報告
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既読・未読のシーン提示がコミック読書意欲に与える影響

Abstract

コミックの読者に作品への興味をもってもらうため,Web 上にコミックのシーンを広告として表示することが行われているが,現状では作品の読書経験の有無によってどの程度興味を引かれるか,また既読シーンと未読シーンのどちらを提示した方が読書意欲を増すことができるのかについては明らかになっていない.そこで本研究では,コミックを途中まで読み進めて放置している読者に対し,推薦シーンを既読および未読部分からそれぞれ提示することにより,作品に対する読書意欲にどのような影響を与えるのかについて実験を行った.その結果,コミックを途中まで読み進めた読者に対して既読シーンではなく,未読シーンを提示することで読書意欲が増幅されることが明らかになった.この結果より,コミックの序盤を無料公開し,無料部分を読書したユーザに対して,無料でないシーンを広告として提示することが有効であると期待される.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)

Volume

2018-EC-47

Issue

3

Pages

1 - 8

Date of issue

2018/03/09

ISSN

2188-8914

Citation

佐藤 剣太, 牧 良樹, 中村 聡史. 既読・未読のシーン提示がコミック読書意欲に与える影響, 情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC), Vol.2018-EC-47, Issue.3, pp.1 - 8, 2018.

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