研究報告

コミュニケーションチャネルへのライバル可視化によるタスク推進手法の提案

Abstract

日常生活を送るうえで後にやるべきことや,やりたいことを手帳やタスク管理アプリなどを使い,管理している人は少なくない.一般的にタスク管理は手間であるばかりか,タスク山積みなどにより破たんしていることも多く,その問題を解決するための様々な研究がなされており,タスク進捗のモチベーションを高める方法として,他者の進捗状況を提示することが知られている.そこで本研究では,自身のタスクと類似したタスクを抱える他のユーザの進捗状況を提示および通知することで,タスクの進捗の促進を支援する.また,タスク管理をできるだけ身近にするため,日常的に利用しているコミュニケーションチャネルにおいて BOT を介してタスク管理を行う手法を提案および実装する.システムを用いた実験を行うことにより,ライバルを利用した通知がタスクをこなすきっかけとなることが明らかになった.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)

Volume

2018-GN-104

Pages

1 - 8

Date of issue

2018/03/09

ISSN

2188-8744

Citation

樋川 一幸, 松田 滉平, 中村 聡史. コミュニケーションチャネルへのライバル可視化によるタスク推進手法の提案, 情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN), Vol.2018-GN-104, No.12, pp.1 - 8, 2018.

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