研究報告

タスク作業中の周辺視野への視覚刺激提示が集中に及ぼす影響の調査

Abstract

タスクの作業効率を向上させるために集中することは重要であり,集中の促進を目的とした研究は多い.我々は過去の研究において,PC作業時の周辺視野に一定速度の視覚刺激を提示することで,集中度が増加するという結果を得たが,その原因の特定には至っていない.そこで本稿では,将来的な集中促進システムの実現に向け,PCでのタスク作業時の周辺視野に数パターンの視覚刺激を提示し,それぞれの刺激が集中に及ぼす影響を調査した.その結果,集中向上に効果のある視覚刺激は個人によって異なる可能性が示唆された.

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Information

Book title

電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS)

Volume

118

Issue

49

Pages

1 - 6

Date of issue

2018/05/14

ISSN

0913-5685

Citation

髙橋 拓, 福地 翼, 山浦 祐明, 松井 啓司, 中村 聡史. タスク作業中の周辺視野への視覚刺激提示が集中に及ぼす影響の調査, 電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), Vol.118, Issue.49, No.HCS2018-4, pp.1 - 6, 2018.

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