研究報告

商品選択においてフォントがユーザの選択行動に及ぼす影響の調査

Abstract

消費者の商品評価において,フォントが影響を与えることが知られている.我々はこのフォントによって,消費者の商品の選択行動も変化するのではないかと考えた.そこで本研究では,数種類のお菓子配布システムを構築し,商品提示の際の商品名や,味の名前のフォントを変化させることで,フォントが商品の選択行動に影響があるのかを調査した.その結果,一部の味にフォントによる影響が見られ,フォントは商品選択の誘導に有用性があることが示唆された.また,類似度に関する分析により,ユーザの選択行動を同一の商品に誘導しつつデザインの幅を広げられる可能性を明らかにした.

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Information

Book title

電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), HCS-23

Volume

119

Pages

113-118

Date of issue

2019/05/17

ISSN

2432-6380

Citation

川島 拓也, 築舘 多藍, 細谷 美月, 山浦 祐明, 中村 聡史. 商品選択においてフォントがユーザの選択行動に及ぼす影響の調査, 電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS), HCS-23, Vol.119, No.38, pp.113-118, 2019.

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