研究報告

待ち合わせの困難性を左右する場所の伝達と把握の難易度に関する検討利用統計

Abstract

我々はこれまでの研究で,待ち合わせ場所を絞り込むための探索で行われる待ち合わせ場所のやりとりに着目し,任意地点の実際の風景を 360 度見渡しながら探索を行うことができる Look Around を用いて,場所のやりとりを行うことを想定した実験を実施し,円滑に行われたやりとりと難航してしまったやりとりの違いを明らかにした.しかし,どのような要素が場所のやりとりを難航させてしまうのかについては明らかになっておらず,「場所を適切に伝えられない」という問題を解決するには不十分であった.そこで,難航してしまったやりとりで見られた探索者と待機者がすれ違ってしまうやりとりに着目し,そのやりとりの最中に現れる特徴について分析を行った.その結果,「確認」「質問」「応答」が含まれる割合が高いこと,「確認」が難航したやりとりにおけるすれ違いが起きていない箇所のみ割合が低かったことが明らかになった.

Information

Book title

情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)

Volume

2022-GN-115

Pages

1-8

Date of issue

2022/01/13

Date of presentation

2022/01/21

ISSN

2188-8744

Citation

古市 冴佳, 中村 聡史. 待ち合わせの困難性を左右する場所の伝達と把握の難易度に関する検討利用統計, 情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN), Vol.2022-GN-115, No.38, pp.1-8, 2022.