Abstract
スマートフォンが普及し,簡単に地図やナビゲーションが閲覧できる現在でも,道に迷う人は後を絶たない.このような迷子を解決する目的の研究は様々行われており,特に視認性の高いランドマークを使ったナビゲーションを行う研究が多くなされている.しかし,歩行中にどの程度ランドマークを頼りにしているかという基礎的な検討を行っている研究は少ない.そこで本研究では,メガネ型視線検出装置を用いた歩行実験を行うことで,実際に迷子になった際の人間の視界と視線の動きのデータを集めて,分析することにより傾向を明らかにする.またこれらの分析から,どのようにしたら迷子を解決できるかについて検討する.
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Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2017-HCI-172
Issue
2
Pages
1 - 8
Date of issue
2017/02/27
ISSN
2188-8760
Citation
神山 拓史, 中村 聡史. 街歩き時の視線ログ分析による迷子特徴に関する調査, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2017-HCI-172, Issue.2, pp.1 - 8, 2017.
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