研究報告

ドライビングシミュレータにおける路上駐車による道路幅の変化が運転に及ぼす影響

Abstract

適切な車のナビゲーションのためには,道路形状に応じた運転の難易度のモデル化が必要となる.我々はこれまでの研究において,カーブや道路幅が変化する経路での運転の難易度について調査し,モデル化を行なってきた.そこで本研究では道路幅が変化する要因として道路における路上駐車に着目することで,より現実に近い経路の状況をドライビングシミュレータ上で再現して実験を行い,その影響について調査を行った.実験の結果,路上駐車による道路幅の変化が運転の難易度に影響を及ぼすこと,その影響の度合いはステアリングの法則に関するモデルを用いて推定できることを明らかにした

Artifacts

Information

Book title

信学技報

Volume

123

Pages

29-34

Date of issue

2024/03/12

Date of presentation

2024/03/13

Location

沖縄産業支援センター

ISSN

2432-6380

Citation

飯田 空, 福井 雅弘, 髙久 拓海, 中村 聡史, 山中 祥太. ドライビングシミュレータにおける路上駐車による道路幅の変化が運転に及ぼす影響, 信学技報, Vol.123, No.433, MVE2023-47, pp.29-34, 2024.