研究報告

Webページ上のクリック操作にまつわるBADUIのVLMを用いた改善手法

Abstract

企業や各種団体がWebサイトやアプリケーションなどを用いてサービス提供を行う事が一般的になってきたが,分かりづらいインタフェースも存在しており日々,人を困らせている.そこで本研究では,VLMが人のように使いにくいインタフェースを誤認することに着目し,Webサイトにおいてクリックが可能な要素の中で,ユーザがクリックできないと認知する可能性があるものをVLMを用いて推定し,Webページのユーザへと強調表示により提示する手法を提案した.またChromeの拡張機能として実装し,システムを用いて効果を検証した.システムを用いた評価の結果,クリック可能要素全体のうち約7割の要素を認識できることが分かった.また,UIの使いにくさに対してVLMがどのように判定するかについての検討も行った.

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Information

Book title

情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2025-HCI-212

Pages

1-8

Date of issue

2025/02/26

Date of presentation

2025/03/07

ISSN

2188-8760

Citation

徳原 眞彩, 木下 裕一朗, 中村 聡史. Webページ上のクリック操作にまつわるBADUIのVLMを用いた改善手法, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2025-HCI-212, No.43, pp.1-8, 2025.