Abstract
近年,容易にフォントを利用できる環境が整ったことで多くの人が用途に合わせたフォントの使い分けを行うようになった.しかし,フォントは画一的な形状をしているものが多く,機械的な印象を与えてしまうという問題がある.一方で,手書きに関する印象調査から,自身の手書き文字や自身の手書き文字が融合された平均手書き文字に対し,人は好意的な印象を抱くことを明らかにしてきた.そこで我々は,フォントに自身の手書き文字を融合することで,先に挙げたフォントの問題点を解決できると考えた.本稿では,フォントと手書き文字の融合文字に対する好感度が,融合対象や融合割合によってどのように変化するかを実験により明らかにする.
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Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2017-HCI-174
Pages
1 - 8
Date of issue
2017/08/16
ISSN
2188-8760
Citation
佐々木 美香子, 斉藤 絢基, 久保田 夏美, 新納 真次郎, 中村 聡史, 鈴木 正明. フォントと手書きの融合文字に対する好感度調査, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2017-HCI-174, No.9, pp.1 - 8, 2017.
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