Abstract
スマートフォンの普及により,リアルタイムに地図を確認できるようになったが,それでも道に迷う人は後を絶たない.我々はこれまでメガネ型視線計測装置を用いて歩行時の視線ログを収集し,歩行者が道に迷ったと気付く前までの視線対象の傾向を分析してきた.しかし,歩行者が道に迷ったと気付く前には既に迷っているため,迷子の要因を分析するためには道に迷う前までの視線対象や振る舞いを分析する必要がある.そこで本研究では,歩行者が道に迷う前までの歩行経路や視線対象,振る舞いなどから,なぜ道に迷うかの要因を明らかにする.
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Information
Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2017-UBI-56
Pages
1 - 8
Date of issue
2017/10/25
ISSN
2188-8698
Citation
神山 拓史, 中村 聡史. 歩行経路と視線対象に基づく迷子要因の分析, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) , Vol.2017-UBI-56, No.12, pp.1 - 8, 2017.
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