研究報告

デジタルペンの筆圧による濃淡表現の有無が図形問題の解答に及ぼす影響の調査

Abstract

デジタルデバイスを使用したデジタル手書きを用いる場面が増えているが,手書きのデジタル化がどのような影響を及ぼすかはいまだに明らかになっていない.そこで本研究では,手書きの特徴の一つであり筆記中に調整可能な筆圧に着目し,筆圧の有無における手書き表現が図形描画の際どう影響するのかについて明らかにする.具体的には,平面図形問題や立体図形問題について,筆圧の調整が可能な場合と不可能な場合における問題の正解率や解答時間,筆圧値の比較検証を行ったところ,筆圧なし条件において正答率が下がり立体図形問題の解答時間が長くなった.また,解法が初見の場合は試行錯誤があるためか,筆圧あり条件が良い成績となる傾向が示唆された.

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Information

Book title

HCGシンポジウム2023

Date of issue

2023/12/11

Date of presentation

2023/12/11

Location

北九州コンベンション協会

Citation

宮崎 勇輝, 小林 沙利, 中村 聡史, 掛 晃幸. デジタルペンの筆圧による濃淡表現の有無が図形問題の解答に及ぼす影響の調査, HCGシンポジウム2023, No.B-1-6, 2023.