Abstract
動物園や水族館における生き物を漠然と観察してしまう問題を解決するため,我々は腹部の模様が特徴的なペンギンに着目し,描画をしながら観察および検索を行うシステムを実現してきた.しかし,実地実験などではペンギンの見え方の違いで,描かれる点がグリッド境界線上に配置された結果,ランキング上位に対象とするペンギンが登場しないなど,手法の精度に関する問題があった.そこで本研究では,境界線上の点もカバーするように,グリッドの分割方法を変え,それぞれのスコアを合算して最終スコアとする手法を提案した.また,過去の研究で構築した実験室での描画データセットおよびサンシャイン水族館で実施された実地実験データに対して検証を行った結果,推定したペンギンランキングの上位1位以内正解率が実験室データでは従来手法に比べ約19%,実地実験データでは約10%の精度向上が確認された.
Information
Book title
情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2026-HCI-216
Pages
1-8
Date of issue
2026/01/07
Date of presentation
2026/01/15
Location
宮古島未来創造センター
ISSN
2188-8760
Citation
高野 閑, 中川 由貴, 中村 聡史. ペンギンの腹部模様描画による個体検索アルゴリズムの改善と実験室実験および実地実験での検証, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2026-HCI-216, No.42, pp.1-8, 2026.
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